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KJ00004737333.pdf | 436.39 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 捕食関係によって誘引される空間パターン戦略の解析(ポスターセッション-離散多体系、生物、粉体、交通流など-,複合系II要素と全体-現象論の視座-,研究会報告) |
著者: | 西村, 信一郎 池上, 高志 |
著者名の別形: | Nishimura, Shinichiro Ikegami, Takashi |
発行日: | 20-Feb-1996 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 65 |
号: | 5 |
開始ページ: | 738 |
終了ページ: | 750 |
抄録: | 動物がつくる群れのパターンは,ゲーム性が最も重要であると主張する.また集団になって初めて出現する戦略を議論したい.そのため,我々は二次元平面上を相互作用しつつ動き回るpreyとpredatorの群れの振舞を力学系とし,捕食関係をある種のゲームとして記述するモデルを考えた.ゲームによる得点にしたがってpreyやpredatorの個体数は増減する.さらに,個体の持つパラメーターも変わりうる.モデルのシミュレーションの結果,色々なパターンが観察された.それらの中には,ゲーム性を導入したことによって初めて出現するものも存在する.またもっとも良いと思われるパラメーターに進化せず,さらに,パラメーターの拡散も遅いことが観察された.これに対し我々は群れをつくることによりランドスケープに障壁ができ,進化を妨げているのではないかという仮説を立てた.また,集団戦略が実際に創出されていると結論した. |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/95665 |
出現コレクション: | Vol.65 No.5 |
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