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タイトル: Delayed Random Walk Models
著者: 大平, 徹  KAKEN_name
著者名の別形: Ohira, Toru
発行日: 20-Aug-1996
出版者: 物性研究刊行会
誌名: 物性研究
巻: 66
号: 5
開始ページ: 891
終了ページ: 895
抄録: 本論文では、信号伝達の「遅れ」と「ノイズ(ゆらぎ)」は生体、経済、コンピュータネットワークシステム等においてほぼ普遍的に存在する要素である。最近、我々はこの2つの要素を同時に含む系の理論体系の一つとしてDelayed Random Walkの概念を提唱した。Delayed Random WalkはWalkerの有る地点での遷移確率が、ある1定の時間以前のWalkerの存在地点によって決まるようなRandom Walkである。この概念のもとで、2つの脳の情報処理に関連するモデルを構築した。一つは人間の重心制御のモデルであり、もう一つはSelf-exciting loopを持つ神経細胞モデルである。どちらのモデルにおいても実験データとの定性的な符合が見られた。ここではこれらのDelayed Random Walk Modelについての比較考察を行なう。
記述: この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
ポスター
URI: http://hdl.handle.net/2433/95913
出現コレクション:Vol.66 No.5

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