このアイテムのアクセス数: 538
このアイテムのファイル:
ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
---|---|---|---|---|
KJ00004755637.pdf | 719.53 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 動的環境下における学習と遺伝・進化 : ダーウィニズムとラマルキズムの比較(複雑系5) |
著者: | 佐々木, 貴宏 ![]() 所, 真理雄 ![]() |
著者名の別形: | Sasaki, Takahiro Tokoro, Mario |
発行日: | 20-Aug-1997 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 68 |
号: | 5 |
開始ページ: | 717 |
終了ページ: | 726 |
抄録: | エージェントが環境に対して適応していく過程には,各個体によって為される「学習」と変異および淘汰によって集団レベルで起こる「進化」の二つの側面があり,それぞれが相補的に作用していると考えられる.本稿では,進化論の歴史に登場するダーウィニズムとラマルキズムに基づく遺伝機構を持つ集団を考え,それぞれの集団が辿る進化的な過程をニューラルネットワークと遺伝的アルゴリズムを用いた抽象的なモデル上で観察する.特に,動的な環境下でのそれぞれの集団の適応性について評価および議論する.その結果,ダーウィン型の集団の方が,静的環境下では効率的なラマルク型の集団よりも,環境の変動に対して安定した挙動を示すばかりでなく,世代を通じて動的環境自体に適応していくことが可能であることを示す. |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 研究会報告 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/96090 |
出現コレクション: | Vol.68 No.5 |

このリポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。