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KJ00004707589.pdf | 190.78 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 2次元電子系におけるd_<x^2-y^2>波超伝導ゆらぎと擬スピン・ギャップ(基研研究会「強結合超伝導-Pseudogapを中心として-」,研究会報告) |
著者: | 小野田, 繁樹 今田, 正俊 |
著者名の別形: | Onoda, Shigeki Imada, Masatoshi |
発行日: | 20-Jul-1999 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 72 |
号: | 4 |
開始ページ: | 500 |
終了ページ: | 502 |
抄録: | 高温超伝導体のアンダードープ領域での擬ギャップについて議論する。反強磁性(AFM)ゆらぎとd波超伝導(dSC)ゆらぎを、モード間カップリングを自己無撞着に扱って、スピン、dSCの相関長ζθ、ζdと1/(T_1T)を求める。その結果、AFMゆらぎの減衰γσがζdの増大とともに減少する場合、dSC短距離秩序の発達が、同時に増大するAFMゆらぎの低周波数成分を抑制する。そ結果1/T_<2G>が超伝導転移温度T_cまで増大する一方、1/T_1Tがより高温で減少に転じるAFMスピンの擬ギャップを再現した。γσがζdに依存しない場合、擬ギャップは消滅し、過剰ドープ領域での実験結果を再現する。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/96654 |
出現コレクション: | Vol.72 No.4 |
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