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KJ00004709225.pdf | 271.51 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 量子古典対応とノイズ : Wigner関数の負度と古典化(第7回『非平衡系の統計物理』シンポジウム,研究会報告) |
著者: | 鎮目, 浩輔 Habib, S. Mabuchi, H. Sundaram, B. Ryne, R. |
発行日: | 20-Jan-2000 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 73 |
号: | 4 |
開始ページ: | 712 |
終了ページ: | 717 |
抄録: | Decoherenceにより量子的なdynamicsと古典的なdynamicsの対応がよくなることが知られているが、その直観的な理由として「Decoherenceにより量子干渉が消され、Wigner関数が正定値になるため」ということが言われる。この「理由」の成否を調べるため量子と古典でdynamicsが大きく異ることで知られるKicked rotor系で、弱いnoiseを加えた場合のWigner関数を計算した。その結果、量子と古典でdynamicsに違いが残る場合でもWigner関数がほとんど正定値になることがあるという結果を得た。これより上記の「理由」は少なくともKicked Roterの場合は成り立たないことが分かった。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/96762 |
出現コレクション: | Vol.73 No.4 |
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