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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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KJ00004711258.pdf | 268.84 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 三角格子状に孔をあけた超伝導薄膜における異常な磁化過程(京大基礎研短期研究計画「フラストレーションとカイラル秩序」,研究会報告) |
著者: | 石田, 武和 ![]() 吉田, 将明 ![]() 奥田, 喜一 ![]() |
著者名の別形: | Ishida, Takekazu Yoshida, Masaaki Okuda, Kiichi |
発行日: | 20-Oct-2000 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 75 |
号: | 1 |
開始ページ: | 162 |
終了ページ: | 165 |
抄録: | 規則的に多重連結した超伝導体はボルテックス多体系の格好の舞台である、超伝導薄膜に微細孔が規則正しく並んだ超伝導微細孔格子を取り上げる、この系の物性を調べるために、マクロな立場から磁化測定を、ミクロな立場からSQUID顕微鏡によるボルテックス配置観測を行った。超伝導転移温度近傍で、異常な磁化ピークを見いだした。磁場の正負に関わらず、マッチング磁場でピークの極性は負である。超伝導体円筒についてよく知られたLittle-Parks効果やその回路網版とは異なる起源を持った現象と考えられる。単にT_cの変動と考えれば、磁化ピークの極性は磁場反転に対して反転するはずだからである。ボルテックスの直接観測では、例えば零磁場でも、ボルテックスは数多く存在することが分かった。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/96865 |
出現コレクション: | Vol.75 No.1 |

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