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KJ00004704658.pdf | 288.75 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 原子気体Bose凝縮体2成分系の安定性に関する理論計算(「有限量子多体系の励起構造と相関効果」-原子核・量子ドット・ボース凝縮・クラスターを中心として-,研究会報告) |
著者: | 土居, 健祐 夏目, 雄平 |
著者名の別形: | Doi, Kensuke Natsume, Yuhei |
発行日: | 20-Jun-2002 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 78 |
号: | 3 |
開始ページ: | 337 |
終了ページ: | 341 |
抄録: | 2成分系のBose凝縮系について、両者渦なし、片方が渦ありの場合についてその安定性をゆらぎの線形解析から論じた。ゆらぎの各モードが成分間の斥力相互作用の増加によってどのように励起エネルギーを変えてゆくかを調べた。特に、渦芯にできるcore modeに代表される伸縮性のあるmodeと、剛体的modeではその振る舞いに著しい差異があることを指摘した。後者のmodeでは成分間での同位相励起と逆位相励起の分岐が重要である。さらに、片方が中心にあり、他方がその周囲に等方性を保って共存するshell構造分布について、相分離の状態からの構造形成過程を波束ダイナミクスを計算機シミュレーションで調べた。それにより、作られるshell分布は中空の壺のような複雑な構造をしており、「球形のshell構造」という描像とはほど遠いものであることがわかった。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/97213 |
出現コレクション: | Vol.78 No.3 |
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