ダウンロード数: 250
このアイテムのファイル:
ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
---|---|---|---|---|
KJ00004705831.pdf | 254.11 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 量子多成分系における時間領域の半古典論(1)量子力学とカオスのボーダーにおける基礎的問題,京大基研短期研究会 量子力学とカオス-基礎的問題からナノサイエンスまで-,研究会報告) |
著者: | 田中, 篤司 |
著者名の別形: | Tanaka, Atsushi |
発行日: | 20-Aug-2004 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 82 |
号: | 5 |
開始ページ: | 686 |
終了ページ: | 689 |
抄録: | 量子論では,一般に,複合的な系の時間発展によって,全系を構成する部分同志が(量子的に)絡み合っていきます.本講演は,この絡み合いの過程の半古典論を通じた解析の報告です.特に,複合系として,内部自由度と"外部"自由度から成る量子多成分系(例えば,spinを担う粒子や,電子状態の励起を伴なう核の運動の模型です)を考察します.ここでは,内部自由度のcoherentな量子振動が外部自由度の伏見関数の干渉を誘発する一因であることを報告します.講演では,この量子干渉の破壊と古典的なchaos動力学の関係に言及しましたが,紙幅の都合によりこの点は割愛します. |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/97879 |
出現コレクション: | Vol.82 No.5 |
このリポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。