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タイトル: 自己相関関数の長時間挙動とそのAharonov-Bohm時間演算子との関係(第10回『非平衡系の統計物理』シンポジウム,研究会報告)
その他のタイトル: Long time behavior of the autocorrelation functions and its relation to the Aharonov-Bohm time operator
著者: 宮本, 学  KAKEN_name
著者名の別形: Miyamoto, Manabu
発行日: 20-Sep-2004
出版者: 物性研究刊行会
誌名: 物性研究
巻: 82
号: 6
開始ページ: 938
終了ページ: 942
抄録: Aharoiiov-Bohmの時間演算子T_0の定義域Dom(T_0)に属す状態の長時間挙動が考察される.ψ∈Dom(T_0)は∥T_0ψ∥^2<∞を意味する.まず,Dom(T_0)を含む部分空間Dom(P^<-1>)∩Dom(Q)に属す状態について,その自由粒子系における自己相関関数はt^<-2>より速く減衰することが示される.ここで,Q,Pはそれぞれ位置と運動量の演算子である.また幾つかの条件のもとで,Dom(P^<-1>)∩L^<2,s>(R) (s>3/2)に属す状態の短距離型ポテンシャル系における自己相関関数もt^<-2>より速く減衰することが示される.L^<2,s>(R)⊂Dom(Q)である.後者の事実は,波動演算子W_±が自由粒子系からポテンシャル系への変換を与える事実と,Dom(P^<-1>)∩Dom(Q)がある意味でW^*_±の不変部分空間になることから示される.
記述: この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
URI: http://hdl.handle.net/2433/110028
出現コレクション:Vol.82 No.6

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