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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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KJ00004383281.pdf | 100.94 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | Relationship between dynamic heterogeneity and medium-range crystalline order |
著者: | Kawasaki, Takeshi Araki, Takeaki ![]() ![]() ![]() Tanaka, Hajime |
発行日: | 20-Oct-2006 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 87 |
号: | 1 |
開始ページ: | 152 |
終了ページ: | 153 |
抄録: | 多分散コロイド系におけるガラス転移現象を、計算機シミュレーションを用いて研究を進めてきた。その結果、過冷却液体中に中距離結晶秩序が形成されていることを確認した。さらに、この結晶秩序を形成している粒子のダイナミクスは、秩序を形成していない他の粒子に比べ遅いことを見出した。またこの中距離結晶秩序は、粒子の並進緩和時間の10倍程度の寿命をもち、この時間スケールを越えると各粒子のダイナミクスは、ほぼ均一になることも明らかとなった。以上より、我々は、中距離結晶秩序の存在がガラスの動的不均一性の起源であるという見解を得た。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 研究会報告 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/110601 |
出現コレクション: | Vol.87 No.1 |

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