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タイトル: TRANSSACRAL APPROACH FOR REPAIR OF VESICOPROSTATORECTAL FISTULA
その他のタイトル: 経仙骨式到達法による膀胱直腸瘻閉鎖術
著者: Sakamoto, Kimitaka
Hiratsuka, Yoshiharu
Ariyoshi, Asami
著者名の別形: 坂本, 公孝
平塚, 義治
有吉, 朝美
発行日: Dec-1976
出版者: 京都大学医学部泌尿器科学教室
誌名: 泌尿器科紀要
巻: 22
号: 8
開始ページ: 863
終了ページ: 866
抄録: 膀胱あるいは尿道直腸痩の閉鎖術式には各種の到達法がある。しかしいずれも一長一短があって絶対的なものはない。一般にはYoungおよびStoneのpull- through operation が推奨されているが,膀胱直腸痩では狭い視野の奥深い部位での操作が要求され,確実に修復することは必ずしも容易ではない。著者は,外傷によって膀胱頚部から前立腺左葉を貫通して直腸に至る痩孔を形成し,しかも数次にわたる開腹手術,経膀胱的手術の既往を有する21歳男子症例対し,経仙骨式到達法による痩孔閉鎖術を施行した。その結果,前立腺膀胱頚部付近を容易に露出でき,痩孔は直視下に確実に切除,縫合することが可能であった。経仙骨式到達法は,このアプローチによる前立腺摘出術を施行している一部の専門家を除けば,まだ一般化していないが,腹式あるいは会陰式到違法で操作図難と予想される後部尿道ないし膀胱頸部先頭部付近の手術には用いられてしかるべき方法であると考えられる。
URI: http://hdl.handle.net/2433/122032
出現コレクション:Vol.22 No.8

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