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タイトル: The Sources of Radon to the Radioactive Springs
その他のタイトル: 放射能泉に於けるラドンの源について
著者: KIKKAWA, Kyozo
著者名の別形: 吉川, 恭三
発行日: 30-Apr-1954
出版者: 京都大学理学部 地球物理学協会
誌名: 地球物理
巻: 9
号: 2
開始ページ: 117
終了ページ: 126
抄録: 温泉水中に溶解しているラドンがすべて,地下の岩石中のラヂウムから発生したものと考え,一様なラヂウム濃度をもつ岩石中を流動する水の含むべきラドン濃度に関する解析的研究が行われた。その結果,温泉水のラドン濃度は母岩のラヂウムと平衡にあるラドン濃度を超すととがたいと結論される。実測せられている強放射能泉の幾つかのラドン濃度は之迄に知られている程度の沈澱物のラヂウム含有量からでは説明出来ず、地下に更に濃縮されたラヂウム沈澱物を予想しなければならない。地下に沈澱物として堆積されているラヂウムの量を計算する方法が呈出され,増富温泉での数例につき,その量と,其から発生したラドンの実際に温泉水に溶解している割合とが近似的に求められた。
URI: http://hdl.handle.net/2433/178357
出現コレクション:第9巻 第2号

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