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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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himaraya_02_221.pdf | 9.88 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | サガルマタ国立公園の成立と住民の環境問題 : ヒマラヤ高地住民の環境認識研究ノート |
その他のタイトル: | Establishment of the Sagarmatha National Park and Environmental Problems in Namche Bazar |
著者: | 古川, 彰 ![]() |
著者名の別形: | Furukawa, Akira |
発行日: | 21-May-1991 |
出版者: | 京都大学ヒマラヤ研究会 |
誌名: | ヒマラヤ学誌 |
巻: | 2 |
開始ページ: | 221 |
終了ページ: | 227 |
抄録: | 環境と名付けられた本を出せば売れる時代である. いったい環境とは何なのか. さらに環境問題とは何なのか. 地球環境問題は地球住民の問題だというが, どうもおかしいような気がするときがある. そもそも環境問題とは誰にとっての問題なのか. 人間の生活があって環境がある, という根本をとりあえずは疑わないならば, そこに住む住民から環境の問題は考えるべきである. かつてヒラリー卿はナムチェバザールの森林は彼がエベレストに登った頃と比べて, ひどく破壊され, これ以上の破壊がすすめば森林は壊滅する, といった. 1974年にニュージーランドの調査隊がナムチエを中心にクンブ地方の森林破壊の現状を調査し, 76年にその一帯はサガルマタ国立公園に指定された. 現在のナムチェバザールは国立公園の中に15年間置かれてきた結果である. 以下ではナムチェの住民にとって国立公園とはなにだったのか. そしてさらに住民にとっての環境とは何なのかを, ナムチェの風景のなかに異様に目立つ「固い」を素材にして考えてみる. |
DOI: | 10.14989/HSM.2.221 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/185519 |
出現コレクション: | 第2号 |

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