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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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himaraya_03_52.pdf | 12 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | シェルパ村落経済の変容 |
その他のタイトル: | Change in the Sherpa Society : Impacts of Trekking-Tourism |
著者: | 河合, 明宣 |
著者名の別形: | Kawai, Akinobu |
発行日: | 17-May-1992 |
出版者: | 京都大学ヒマラヤ研究会 |
誌名: | ヒマラヤ学誌 |
巻: | 3 |
開始ページ: | 52 |
終了ページ: | 61 |
抄録: | ソル・クンブ地域の経済が, チベットとの交易を主体とするものから1959年「チベット動乱」以後, 次第にナムチェが登山墓地化し, 観光業へとその比重を移し, 現在の状況になるに至ったのは極めて特徴的なことである. この意味では, ソル・クンブ地域での地域形成の問題は, ネパール全体の中で見れば特殊な事例とすべきである. しかし, 外部からの関与を受けつつアイデンティテーを強く保持しているシェルパの社会が, ネパール政府の地方行政の中にある位置を占めたという点で, 他地域における参照例になりうる. とりわけ基本的ニーズである保健・医療, 初等教育面における顕著な成果や[Lang and Lang 1971], 住民の全てに恩恵を与えるスイスの経験と技術による吊り橋の架橋の進展等は, 上からの地域開発と受け入れ側の条件の形成を考える上で貴重な事例になる. |
DOI: | 10.14989/HSM.3.52 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/185560 |
出現コレクション: | 第3号 |
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