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タイトル: 高所での就眠時動脈血酸素飽和度の周期性変動
その他のタイトル: Nocturnal Periodic 0[2] Saturation Change at High Altitude
著者: 出水, 明  KAKEN_name
著者名の別形: Demizu, Akira
発行日: 3-Dec-1994
出版者: 京都大学ヒマラヤ研究会
誌名: ヒマラヤ学誌
巻: 5
開始ページ: 113
終了ページ: 119
抄録: KUMREX'90に参加した隊員のうち21名から, 合計81回のパルスオキシメーターによる就限時連続酸素飽和度測定をおこない, そのデータの分析から, SpO2の周期性変動の発生について調べた. 周期性変動はSpO2<90%で発生がみられたが, 個人差が大きく, 変動のおこりにくい群と, 起こりやすい群が存在することが示唆された. 変動の起こりやすい群のSpO2がやや低い傾向はみられたが, 登山のパフォーマンスに影響を及ぼしたとは考えられなかった. 同一記録内での周期性変動部分と非周期性変動部分の比較では, 周期性部分でSpO2変動幅がやや大きかったが, 平均SpO2に有意差はなく, 酸素摂取に関しては差はないものと考えられた.
DOI: 10.14989/HSM.5.113
URI: http://hdl.handle.net/2433/185909
出現コレクション:第5号

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