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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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himaraya_06_111.pdf | 1.66 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | ブータンの旅(翻訳) |
その他のタイトル: | A Journey in Bhutan |
著者: | Morris, C. J. 古川, 彰 月原, 敏博 |
著者名の別形: | Morris, C. J. Furukawa, Akira Tsukihara, Toshohiro |
発行日: | 15-May-1996 |
出版者: | 京都大学ヒマラヤ研究会 |
誌名: | ヒマラヤ学誌 |
巻: | 6 |
開始ページ: | 111 |
終了ページ: | 125 |
抄録: | 本稿は, C. J. Morris, A J ourney in Bhutan, Geographical Journal, vol.86, no.3, 1935, pp. 201-217.の全訳である. 原文にはブータンの概略図と12枚の写真が添えられているが, ここでは写真は省略した. この報告は, 1930年代当時の英領インド関係者のうちでももっともネパールの諸民族に詳しかった人物が, ブータン南部へ移住していたネパール系住民と, 彼らとブータン人との関係を観察した記録といいうる. ここに記されているネパール系住民の移住(入植)の経緯, その生活経済や行政制度・税制, そして彼らとブータン人との聞に一種の生態学的な棲みわけが見られたことなどは, 現在のブータンが抱える国家的課題の背景を考える上で大いに参考になるが, ヒンドゥー化に伴う死者の葬り方の変化や各民族・言語の系統についての記述には著者の人類学的素養が生かされており興味深い. |
記述: | 翻訳: 古川彰(中京大学社会学部)・月原敏博(大阪市立大学文学部) |
DOI: | 10.14989/HSM.6.111 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/185920 |
出現コレクション: | 第6号 |
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