ダウンロード数: 68
このアイテムのファイル:
ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
---|---|---|---|---|
2005-11.pdf | 1.47 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | Fokker-Planck方程式に対するモーメント調整による陽的差分法 (応用数理と計算科学における理論と応用の融合) |
著者: | 田中, 健一郎 |
著者名の別形: | Tanaka, Ken'ichiro |
発行日: | Nov-2016 |
出版者: | 京都大学数理解析研究所 |
誌名: | 数理解析研究所講究録 |
巻: | 2005 |
開始ページ: | 108 |
終了ページ: | 120 |
抄録: | 移流拡散過程の確率密度関数の時間発展を表すFokker-Planck方程式に対する差分数値解法を考える. 陽解法を考える場合, 通常よく用いられる差分法では, 数値解の発散を防ぐために時間空間の離散化幅に制限が必要である. この制限を回避するためには陰解法などを用いる必要があるが, これは陽解法の場合よりは計算負荷が大きくなる. 一方, 田中・戸田(2013)は, 与えられた確率密度関数に対し, その一般化モーメントを保持したまま近似離散分布を導く方法を考案した. 本研究では, この方法をFokker-Planck方程式の数値解法に応用し, 通常よく用いられる差分法では数値解が発散するような時間空間の離散化幅でも, 陽解法のみで安定的計算を可能にする方法を提案する. |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/231517 |
出現コレクション: | 2005 応用数理と計算科学における理論と応用の融合 |
このリポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。