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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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rish_01300_19.pdf | 5.47 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | <総説>地震被害にみる木造住宅を長持ちさせる技術 |
その他のタイトル: | Technique for long term use of wooden houses learned from earthquake damage |
著者: | 森, 拓郎 |
著者名の別形: | Mori, Takuro |
発行日: | 10-Nov-2017 |
出版者: | 京都大学生存圏研究所 |
誌名: | 生存圏研究 |
巻: | 13 |
開始ページ: | 19 |
終了ページ: | 26 |
抄録: | 2016年4月に発生した熊本地震の被害報告を兼ねて、耐震性能、生物劣化と地震被害について紹介する。耐震性能については、現行の建築基準法の担保しているものは人命を損なわないことであり、耐力に余裕のある設計をすることが建物を長持ちさせ、財産を維持するために重要であること、リフォームなどの機能改修をする際に耐震補強を検討することの必要性も示した。地震被害建物に散見されるシロアリや腐朽による被害と、それらの箇所が地震被害時に露わになっている様子を示した。さらに、最近の研究事例として腐朽菌による生物劣化を受けることによって、壁の耐力が2割ほど失われることを示した。ただし、早期に発見し、対応することによってその影響をほぼ回復できることも示した。これらより、木造住宅を長持ちさせる方法として、耐震補強とメンテナンスが重要であることを紹介した。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/233098 |
関連リンク: | https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/introduction/publication/humanosphere_research/ |
出現コレクション: | 13号 |
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