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bussei_el_072209.pdf | 424.34 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | <講義ノート>テンソルネットワークによる情報圧縮とフラストレート磁性体への応用 |
著者: | 大久保, 毅 |
著者名の別形: | Okubo, Tsuyoshi |
発行日: | Nov-2018 |
出版者: | 物性研究・電子版 編集委員会 |
誌名: | 物性研究・電子版 |
巻: | 7 |
号: | 2 |
開始ページ: | [1] |
論文番号: | 072209 |
抄録: | 物理における多体問題では、しばしば、構成要素数に対して自由度が指数関数的に増大し、最新の計算機でさえ、その情報を蓄えることが困難になる。しかし、物理的に重要な多くの例では、自由度全てが必要な訳ではなく、重要な情報を抽出できれば、情報を圧縮して状態を効率的に記述することができる。テンソルネットワークは、このような情報圧縮を行う記述法の一つであり、近年では、古典・量子多体問題を数値的に解析する手法として、応用が広がってきている。本講義ノートでは、このようなテンソルネットワークの基本的な考え方を紹介し、量子多体系の波動関数を良く記述する、テンソル積状態の導入までを行う。ページ数の制約もありこの講義ノートでは触れられないが、集中ゼミではこのテンソル積状態を用いた基底状態の計算方法、フラストレート磁性体研究への応用例も紹介する予定である。 |
記述: | 第63回物性若手夏の学校 集中ゼミ |
DOI: | 10.14989/235546 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/235546 |
関連リンク: | http://mercury.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~bussei.kenkyu/wp/wp-content/uploads/6300-072209.pdf |
出現コレクション: | 7巻2号 |
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