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タイトル: 医療・介護費の予測誤差とその要因
著者: 出水, 友貴  KAKEN_name
小嶋, 大造  KAKEN_name
小池, 孝英  KAKEN_name
著者名の別形: Demizu, Yuki
Kojima, Daizo
Koike, Takahide
キーワード: 医療費
介護費
予測誤差
要因分解
発行日: Mar-2018
出版者: Institute of Economic Research, Kyoto University
誌名: KIER Discussion Paper
巻: 1708
開始ページ: 1
終了ページ: 18
抄録: 医療・介護費は, 今後更なる増加が見込まれる中, 現在の予測手法を用いて, これまでどの程度見通すことができたのかについては, 明らかではない。そこで本稿では, 医療・介護費の将来予測を過去の時点から仮定的に行い, 実績との誤差や, 過去からの増加の要因について定量的に分析する。予測にあたっては, (受給者)人口に一人当たり費用を乗じた予測手法を用いることで, 医療・介護費の予測誤差を「(受給者)人口要因」と「一人当たり費用要因」に分解する。なお, 一人当たり費用については, 医療費は一人当たり名目GDP, 介護費は一人当たり名目賃金の伸び率に合わせて延伸する。分析の結果, 人口構造の変化による費用の増加については, 医療・介護費全体の増加に占める割合は大きいものの, 大半が予測可能であり, 予測誤差は大きくないことが示された。他方, 一人当たり費用については, 経済指標に合わせて延伸した予測と実績では乖離がみられ, 上振れの誤差が生じる要因となった。分析期間中の医療費や介護費の増加のうち, この一人当たり費用による誤差が占める割合は, 医療費で26%, 介護費で28%に相当する。
URI: http://hdl.handle.net/2433/236162
関連リンク: https://www.kier.kyoto-u.ac.jp/publication/
出現コレクション:KIER Discussion Paper (邦文版)

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