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2055-14.pdf | 1.24 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | CONSTRUCTION OF THETA FUNCTIONS OF ANY VECTOR VALUED WEIGHT AND APPLICATIONS TO LIFTS AND CONGRUENCES (Automorphic Forms and Related Topics) |
著者: | 伊吹山, 知義 竹森, 翔 |
著者名の別形: | Ibukiyama, Tomoyoshi Takemori, Sho |
発行日: | Oct-2017 |
出版者: | 京都大学数理解析研究所 |
誌名: | 数理解析研究所講究録 |
巻: | 2055 |
開始ページ: | 124 |
終了ページ: | 136 |
抄録: | この原稿は, プレプリント[7]の概説である. 多重調和多項式付きのテータ関数はSiegel保型形式の具体的な構成を与えることは, よく知られている. しかし, 既存の文献には, 一般のmathrm{G}mathrm{L}_{n}(mathbb{C})の既約多項式表現$rho$について, ウェイト$rho$のテータ級数を構成するために, どのように多重調和多項式を構成すれば良いかが書かれていないように思える. この原稿では, 一般のmathrm{G}mathrm{L}_{n}(mathbb{C})の既約多項式表現$rho$について, 多重調和多項式を構成する具体的なやり方を説明する. その応用として, 次数3のとき, 最高ウェイトが(14, 13, 5), (16, 13, 7), (18, 13, 5), (18, 17, 5)などの場合に具体的にカスプ形式を構成する. このウェイトを選んだ理由は, Bergström, Faberとvan der Geer[3]が予想したリフトの例が含まれているからである. また, このリフトになっているHecke固有形式と思われるもののと, そうでないものの間のHecke固有値についての合同式の例も与える. |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/237174 |
出現コレクション: | 2055 保型形式とその周辺 |
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