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タイトル: 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ利用状況報告 2017年10月4日〜2018年11月30日
著者: 西岡, 千文  KAKEN_name
発行日: Mar-2019
抄録: 京都大学重点戦略アクションプラン「オープンアクセス推進事業」で構築された京都大学貴重資料デジタルアーカイブは、2018 年 12 月 1 日で正式公開から一周年を迎えた。デジタルアーカイブは画像の相互利用促進のための国際規格である IIIF(International Image Interoperability Framework)に対応している。本稿は、2017 年 10 月 4 日(試験公開期間)から 2018 年 11 月 30 日までの期間におけるデジタルアーカイブの利用状況を報告する。利用状況は、Advanced Web Statistics 7.7(AWStats 7.7) を使用して解析した。ページ数・ヒット数の推移については、新聞記事などの影響で例外的に多い月があるものの、増加傾向が観察される。最近は、ページ数は月間 20 万~30 万前後、ヒット数は月間 300 万~500 万前後で推移している。訪問回数・訪問者数については、試験公開時と比較すると増加しており、現在は一日あたりそれぞれ約 330 回、約 210 名で推移している。ほとんどの訪問者の滞在時間は 5 分以内とごく短い。一方、一日あたり 30 名程度の訪問者が 30 分以上デジタルアーカイブを閲覧している。国別の利用状況についてであるが、約 6 割の閲覧が日本からのものであり、中国・アメリカが続く。コンテンツの利用状況については、絵図ならびに富士川文庫に関連するコンテンツが頻繁に閲覧されている。デジタルアーカイブは 2 種類の画像ビューワを提供しているが、どちらもほぼ同頻度で利用されていることが判明した。このことは、IIIF によって利用者が彼らの目的・嗜好に応じて使用するソフトウェアを選択できるようになったことの好例であると捉えられる。
URI: http://hdl.handle.net/2433/237320
出現コレクション:報告書・マニュアル

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