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Title: <論説>コイノン : 拡大されたポリス理念
Other Titles: <Articles>The KOINON
Authors: 合阪, 學  KAKEN_name
Author's alias: Aisaka, Satoru
Issue Date: 1-Jan-1977
Publisher: 史学研究会 (京都大学文学部内)
Journal title: 史林 = THE SHIRIN or the JOURNAL OF HISTORY
Volume: 60
Issue: 1
Start page: 59
End page: 85
Abstract: ギリシア人の連邦国家はヘレニズム時代に重要な役割を演じたものであり、それは都市国家の次元を超えていた点でポリス理念の終焉を意味するものと考えられている。それにも拘らず、同時代のギリシア人がポリス連邦の中に拡大されたポリス理念を見出していたことは興味ある事実である。本稿では、ポリス市民が懐いていた「全一性」の理念――ポリスは市民の共同体であり、全市民が一体として国家の運営に与るという考え――が早くからイオニア人などによってポリスを超えた組織――即ちコイノン――の中に実現されていたこと、また、古典期のボイオーティア人の連邦でもこの「全一性」の理念が個々のポリスの存在に優先していたこと、そして同様の事情がヘレニズム期の代表的なコイノンであるアカイア連邦でも見出され、この事実を介してポリス理念がコイノンの規模にまで拡大された次第が論じられる。これによって、古代ギリシア人の懐いていた国家理念の特異な性格の一端が窺われるであろう。
Description: 個人情報保護のため削除部分あり
DOI: 10.14989/shirin_60_59
URI: http://hdl.handle.net/2433/238330
Appears in Collections:60巻1号

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