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タイトル: 認証連携を利用したデジタルアーカイブシステムのアクセス制御の取り組み
その他のタイトル: Access control of a digital archive system using identity federation
著者: 五島, 敏芳  kyouindb  KAKEN_id  orcid https://orcid.org/0000-0003-4429-3389 (unconfirmed)
戸田, 健太郎  KAKEN_name
高田, 良宏  KAKEN_name
著者名の別形: GOTOH, Haruyoshi
TODA, Kentaro
TAKATA, Yoshihiro
キーワード: デジタルアーカイブシステム
認証連携
シボレス認証
ユーザ管理
教育研究アーカイブ資料公開
発行日: 20-Apr-2019
出版者: 日本アーカイブズ学会
誌名: 日本アーカイブズ学会2019年度大会 自由論題研究発表会資料・ポスター研究発表要旨・大会企画研究会資料
開始ページ: 012
終了ページ: 015
抄録: ふつうアーカイブズは資料の閲覧者を制限しないが,教育研究の記録,データやそこから生じたアーカイブ資料は誰もが閲覧するのに相応しくない内容を含むことがある。本報告は,教育研究のアーカイブ資料への閲覧の制限をデジタルアーカイブシステム上で実現するのに認証連携を利用する試みの紹介である。「認証連携」とは,各機関でそれぞれ実現している認証管理を,機関の枠を越えて利用するための取り組みである。本報告では,日本の認証連携の連合体の一つである学術認証フェデレーション「学認」に対応した京都大学研究資源アーカイブの京都大学デジタルアーカイブシステム(愛称Peek)を取り上げる。Peekは,2013年9月に「学認」のサービス提供者として承認され,「学認」参加機関発行のアカウントでログインするときだけ閲覧・検索できるメタデータやデジタルデータを提供している。しかしログインしようとすると失敗する報告が寄せられた。その原因を「学認」参加機関の多くが外部へ提供していない認証情報を要求していたことにあると考え,2018年にリニューアルされたPeekでは多くの機関が送出できる属性のみ要求するようにした。その結果,いくつかの手続きを経た場合のみログインが成功した。この経験は,まだ日本の学術関係認証連携の利用に課題があることを示している。これに対し,技術的解決の可能性と関係各所間の相互理解や制度的整備の必要を展望する。
Although archives generally does not restrict users, archives of materials about educational and research activities may contain information that is not appropriate to be open to the public. In this report, we introduce a case about using identity federation to accomplish access control of archives about educational and research activities on a digital archive system.
記述: [会議開催地]東京(学習院大学), [会議開催期間]2019-04-20/21, [会議主催者名]日本アーカイブズ学会
著作権等: 発行元の許可を得て登録しています.
URI: http://hdl.handle.net/2433/250493
出現コレクション:学術雑誌掲載論文等

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