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タイトル: 繰り返し多目的ゲームのフォーク定理について (非線形解析学と凸解析学の研究)
著者: 兼原, 眞  KAKEN_name
黒岩, 大史  KAKEN_name
著者名の別形: Kanehara, Makoto
Kuroiwa, Daishi
発行日: May-2019
出版者: 京都大学数理解析研究所
誌名: 数理解析研究所講究録
巻: 2114
開始ページ: 191
終了ページ: 196
抄録: 囚人のジレンマは, 最も有名な戦略形ゲームの一つである. このゲームではプレイヤーが互いに協力する戦略はナッシュ均衡点にはならないが, 無限繰り返しゲームでは, プレイヤーが互いに協力する戦略がナッシュ均衡点となる. これはフォーク定理によって保証されている. 利得関数がベクトル値関数によって与えられるゲームは多目的ゲームと呼ばれている[2]. 多目的ゲームにおけるナッシュ平衡は, [3][4]等で研究されている. 本論文では, 繰り返し多目的ゲームにおけるイデアルナッシュ均衡点と弱パレートナッシュ均衡点を観測し, 繰り返し多目的ゲームのフォーク定理を与える.
URI: http://hdl.handle.net/2433/252056
出現コレクション:2114 非線形解析学と凸解析学の研究

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