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dc.contributor.author古村, 典洋ja
dc.contributor.author杉本, 陽ja
dc.contributor.author出水, 友貴ja
dc.contributor.author別所, 俊一郎ja
dc.date.accessioned2021-03-25T10:24:33Z-
dc.date.available2021-03-25T10:24:33Z-
dc.date.issued2020-02-
dc.identifier.urihttp://hdl.handle.net/2433/262374-
dc.description.abstract本稿では、1944年4月以降に生まれた者から70~74 歳時点の医療費自己負担割合が1割から2割に引き上げられていることに着目し、生年月をランニング変数とする回帰不連続デザインを用いて、自己負担割合の引上げが、人々の医療サービスの利用、そして健康状態に対して中期的(引上げから2~4年後)に及ぼす影響を分析した。その結果、この自己負担割合の引上げは、中期的にみても、健康状態を悪化させることなく医療サーピスの利用を抑制していたことが発見された。同時に、その抑制度合いは、先行研究にてよく知られた価格(自己負担割合)弾性値である「一0.2」(Manninget al. 1987; Keeler and Rolph 1988)等と比べ、小さい可能性も示唆された。この分析結果は、自己負担割合が低く設定されている場合、その引上げは医療費の適正化に資する一方、それによる医療費抑制の規模は、先行研究が示唆するよりも小さい可能性を示している。また、より広い視点からは、過度に患者負担を低く設定した健康保険は、健康状態の向上に資さない医療サービスの利用を増加させてしまう可能性があることを示唆している。ja
dc.format.mimetypeapplication/pdf-
dc.language.isojpn-
dc.publisherInstitute of Economic Research, Kyoto Universityen
dc.publisher.alternative京都大学経済研究所ja
dc.subject.ndc330-
dc.title患者負担が医療サービスの利用及び健康状態に中期的に及ぼす影響 --生年月に基づく回帰不連続デザインによるエビデンス--ja
dc.typeresearch report-
dc.type.niitypeResearch Paper-
dc.identifier.jtitleKIER Discussion Paperen
dc.identifier.volume1902-
dc.identifier.spage1-
dc.identifier.epage33-
dc.textversionauthor-
dc.sortkey20201902-
dc.address京都大学経済研究所ja
dc.address金融庁企画市場局ja
dc.address元財務省財務総合研究所ja
dc.address東京大学大学院経済学研究科ja
dc.relation.urlhttps://www.kier.kyoto-u.ac.jp/publication/-
dcterms.accessRightsopen access-
出現コレクション:KIER Discussion Paper (邦文版)

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