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タイトル: <Theory>DM Habitus: The Social Dispositions of Game Mastering in Dungeons & Dragons
その他のタイトル: <理論>DMハビトゥス: 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』におけるゲームマスターの社会的処世術
著者: Dashiell, Steven  orcid https://orcid.org/0000-0003-0381-9989 (unconfirmed)
著者名の別形: ダシエル, スティヴェン
キーワード: Dungeons & Dragons
gaming
habitus
practice theory
sociology
ダンジョンズ&ドラゴンズ
ゲーミング
ハビトゥス
実践理論
社会学
発行日: 30-Sep-2022
出版者: 日本RPG学研究会
誌名: RPG学研究
巻: 3
開始ページ: 3
終了ページ: 13
抄録: This paper discusses the situatedness of the Game Master, specifically the Dungeon Master (DM), in terms of practice theory. I use Pierre Bourdieu's (1984) theory of habitus to create the notion of what I call DM habitus, or “deeply engrained habits, skills, and bodily dispositions” that result from the gaming experience that individuals in the Dungeon Master role enact to cement their role. I discuss how, instead of affirmative lines between the idea of “collaborator, ” “storyteller, ” and “divinity, ” the authority granted to Dungeon Masters by the space of social production of tabletop role-playing games (TRPGs) provides them the ability to appropriate these distinct roles for the sake of preserving the social structure of the gaming space.
本稿では, ゲームマスター, 特にダンジョンマスター(DM)の位置づけについて, 実践論の観点から考察する. DMハビトゥスと呼ぶ概念, すなわちダンジョンマスターの役割を担う個人がその役割を強固にするために制定する, ゲーム体験から生じる「深く染み付いた習慣, 技能, 身体的気質」の概念を作り出すことのためにピエール・ブルデュー(1984)のハビトゥス理論を用いる. 「協力者」, 「語り部」, 「神性」という考え方の間に断絶があるのではなく, 卓上ロールプレイングゲーム(TRPG)という社会生産の場がダンジョンマスターに与えた権威が, ゲーム空間の社会構造を維持するために, これらの異なる役割を適切に果たす能力を与えていることを論じている.
著作権等: This work is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
この作品はクリエイティブ・コモンズ表示4.0国際ライセンスの下に提供されています.
DOI: 10.14989/jarps_3_03
URI: http://hdl.handle.net/2433/276507
関連リンク: https://jarps.net/journal/issue/view/4
出現コレクション:3号: 千の顔を持つゲームマスター:アナログロールプレイングゲームのゲームマスタリング,主催,作成や運営について

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