ダウンロード数: 844
このアイテムのファイル:
ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
---|---|---|---|---|
KUASSDR_01_071.pdf | 434.4 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | <論文>京都大学における学生相談のさらなる充実に向けた試論 |
著者: | 古川, 裕之 |
キーワード: | 京都大学 学生相談 支援の多様化 効果検証 |
発行日: | 15-Dec-2022 |
出版者: | 京都大学学生総合支援機構 |
誌名: | 京都大学学生総合支援機構紀要 |
巻: | 1 |
開始ページ: | 71 |
終了ページ: | 82 |
抄録: | 本論文では京都大学における全学の学生相談機関の歴史を振り返り,また近年部局独自に学生相談室が設置されてきたことを確認した。その結果,学生懇話室設置以降,全学の学生相談機関は個別相談を学生相談活動の中心に据えてきたが,常にキャパシティの限界に直面し続けていたことを確認した。2022年4月に学生総合支援機構学生相談部門が設置されたが,個別相談以外の支援の多様化が必要であると考えられる。また,改組の効果検証についても検討を行い,個別相談件数のみを効果検証として用いるのは適当ではなく,自殺対策を含めた支援の多様化が進んだかを効果検証の材料とするべきだと論じた。そのような様々な支援を提供することで,学生が安心して「豊かに悩める」環境を作っていくことが必要ではないかと論じた。 |
DOI: | 10.14989/278275 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/278275 |
出現コレクション: | 第1号 |
このリポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。