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タイトル: <現地報告>三重県多気町の伊勢芋栽培
著者: 谷山, 鉄郎  KAKEN_name
発行日: 1985
出版者: 農耕の技術研究会
誌名: 農耕の技術
巻: 8
開始ページ: 93
終了ページ: 100
抄録: わが国のツクネイモの栽培面積はおよそ1, 500haにおよび, 近年, 贈答品としての需要の伸びによって, 栽培面積は徐々に増大している。ツクネイモ栽培の大部分は本州を中心に広く分布し, なかでも, 伊勢芋, 丹波ヤマノイモ, 大和芋はよく知られている。伊勢芋は三重県多気郡多気町の特産として300年以上の栽培の歴史をもち, その栽培技術は高い水準にある。経験的に生まれた技術が伝統的に受け継がれてきたとはいえ, 連作障害を水稲作との輪作で回避し, 湿害・乾燥害にも抵抗力を示すこの栽培法は, 気候風土に適応した技術として高く評価されるものである。
DOI: 10.14989/nobunken_08_093
URI: http://hdl.handle.net/2433/278529
関連リンク: https://www.nobunken.org/08-1985
出現コレクション:第8号

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