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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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nobunken_29_001.pdf | 983.6 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | <研究ノート>日本の世界農業遺産研究の動向 |
その他のタイトル: | The Research Trend of Globally Important Agricultural Heritage Systems in Japan |
著者: | 四本, 幸夫 ![]() |
著者名の別形: | YOTSUMOTO, Yukio |
キーワード: | 世界農業遺産 研究動向 認定基準 |
発行日: | 7-Oct-2020 |
出版者: | 農耕文化研究振興会 |
誌名: | 農耕の技術と文化 |
巻: | 29 |
開始ページ: | 1 |
終了ページ: | 16 |
抄録: | 世界農業遺産は国連食糧農業機関(FAO)が食料と生計の保証、生物多様性、農法、文化、優れた景観が一体になった地域固有の農業システムを世界的に重要な動的遺産として認定する制度である。日本では11地域が認定されている。新しい認定制度の為、日本の世界農業遺産研究はまだまだ数が少ない。本研究では、CiNii Articles、J-Stage、Google Scholarの3つの主要な論文検索システムで収集した101件の無料で手に入る日本語論文を分析し、各研究における問題関心や課題はどのようなものか、そしてFAOが定める5つの認定基準のうちどの基準に言及した紹介・分析を行っているかの2点からその研究動向を明らかにしようと試みた。研究内容は、認定地域の行政へのインタビューのまとめ、世界農業遺産と日本農業遺産の説明、認定の効果、地域による遺産保護の取り組み、認定地域の農業遺産システムの特徴、世界農業遺産と教育プログラム、認定プロセスの実態であった。認定基準に関する記述では、食料の保証と伝統的知識システム及び適応技術に関しての議論が不足していた。 |
DOI: | 10.14989/nobunken_29_001 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/278673 |
関連リンク: | https://www.nobunken.org/29-2020-1 |
出現コレクション: | 第29号 |

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