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dc.contributor.author砂野, 唯ja
dc.contributor.alternativeSUNANO, Yuien
dc.date.accessioned2023-01-18T07:04:51Z-
dc.date.available2023-01-18T07:04:51Z-
dc.date.issued2022-07-25-
dc.identifier.urihttp://hdl.handle.net/2433/278688-
dc.description〈特集〉アフリカ食文化研究の新展開(続)ja
dc.description.abstract酒は栄養価に優れ、古代や中世においては広い地域で食事とされてきた。しかし、現在、酒を食事とするのは局所的な食文化である。本稿では、酒を食事とするエチオピア南部の農耕民のデラシャとコンソの大人と子供、その近隣に暮らす人びとの食事内容や食嗜好を比較することで、どのように酒を食事とする習慣や、酒を好む嗜好が形成されていくのかを分析した。結果、酒を食事とする人もしない人も、大人も子供も、甘味や旨味を好むという共通した生得的嗜好を有していた。しかし、酒を食事とする人びとのみ、成人後は自らの酒を好む嗜好を示した。そして、彼らの社会では、子供への酒の飲み方に関する食育行為が見られた。以上より、酒を食事とする嗜好は、後天的に、学習によって形成されると言えた。酒が栄養価に優れながらも、食事とする食文化が限られるのは、社会全体としての適切な飲酒に関する知識や食育行為が共有される必要があるからだと考えられる。ja
dc.language.isojpn-
dc.publisher農耕文化研究振興会ja
dc.rights許諾条件により本文は2023-07-25に公開ja
dc.subject食文化ja
dc.subject食生活ja
dc.subject食育ja
dc.subject好き嫌いja
dc.subject子供ja
dc.subject栄養ja
dc.subject.ndc610.1-
dc.title<研究ノート>酒を食事とする人びとの食嗜好の形成 --エチオピア南部を事例として--ja
dc.title.alternativeThe Study of Forming Food Preference of Those Peoples Who Live on Alcoholic Beverages in Southern Ethiopiaen
dc.typedepartmental bulletin paper-
dc.type.niitypeDepartmental Bulletin Paper-
dc.identifier.ncidAN10427574-
dc.identifier.jtitle農耕の技術と文化ja
dc.identifier.volume31-
dc.identifier.spage73-
dc.identifier.epage91-
dc.textversionpublisher-
dc.sortkey05-
dc.address新潟大学ja
dc.address.alternativeNiigata Universityen
dc.relation.urlhttps://www.nobunken.org/31-2022-1-
dc.identifier.selfDOI10.14989/nobunken_31_073-
dcterms.accessRightsopen access-
datacite.date.available2023-07-25-
datacite.awardNumber19K20112-
datacite.awardNumber.urihttps://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19K20112/-
dc.identifier.pissn0919-9993-
dc.identifier.jtitle-alternativeFarming Technology and Cultureen
jpcoar.funderName日本学術振興会ja
jpcoar.awardTitleタンパク質の欠乏地域において食事となる酒ja
出現コレクション:第31号

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