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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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2242-16.pdf | 3.53 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 零点定理の凸解析とゲーム理論への応用 (確率的環境下での数理的意思決定とその周辺) |
その他のタイトル: | Applications of zero-point theorems to convex analysis and game theory (Mathematical Decision Making Under Uncertainty and Related Topics) |
著者: | 川崎, 英文 ![]() |
著者名の別形: | Kawasaki, Hidefumi |
発行日: | Jan-2023 |
出版者: | 京都大学数理解析研究所 |
誌名: | 数理解析研究所講究録 |
巻: | 2242 |
開始ページ: | 171 |
終了ページ: | 177 |
抄録: | 本稿ではPoincare-Mirandaの定理[7, 6]とHadamardの定理[2]の2つの零点定理を考察する.前者はℝ[n]の矩形I = [a1, b1] × … × [an, bn]からそれ自身への連続写像gに対する零点定理で,Brouwerの不動点定理と同値である.川崎[3]はn次元中間値の定理与え,それがPoincaré-Mirandaの定理と同値であることを示した.さらに,対戦型ゲームヘの応用を図り,混合戦略により実現可能な利得関数の値域を示した.一方,Hadamardの定理はn次元単位球からℝ[n]への連続写像に対する零点定理であり,これもBrouwerの不動点定理と同値である.本稿の主たる目的は,Hadamardの定理を集合値写像に拡張し,それを凸関数の劣微分に適用することにより,劣微分の零点定理を与えることである.また,Poincaré-Mirandaの定理の対戦型ゲームヘの応用に関して,[3, 4]の内容を補足する. |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/283051 |
出現コレクション: | 2242 確率的環境下での数理的意思決定とその周辺 |

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