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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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2287-14.pdf | 5.5 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 高次群論とその幾何学 (有限群論,代数的組合せ論,頂点代数の研究) |
その他のタイトル: | Higher group theory and its geometry (Research on finite groups, algebraic combinatorics, and vertex algebras) |
著者: | 高村, 茂 ![]() |
著者名の別形: | Takamura, Shigeru |
発行日: | Jun-2024 |
出版者: | 京都大学数理解析研究所 |
誌名: | 数理解析研究所講究録 |
巻: | 2287 |
開始ページ: | 105 |
終了ページ: | 119 |
抄録: | 線形代数は1次式の理論で簡明であるが、そこに現れる空間のバリエーションは少ない--直線や平面など「まっすぐな」ものばかりである。これに対し、高次式を扱う代数幾何に移ると、「簡明さ」は失われるものの、多様な空間が現われ、豊かな幾何が広がる。ひるがえって、「古典的な」群論。その対象である“群の元”や“部分群・コセット”は、われわれの観点では0次と1次であり、「線形代数的な段階」にとどまっているように思える。われわれは、群に対して“高次の対象”を導入する(高次群論への移行)。一見すると、この“高次の対象”は非常に複雑でアナーキーな、とても制御できないものに思える。しかし、それらの「上部構造」を介在させることにより、アンダーコントロールとなる。たとえば、代数幾何の交点理論における「ベズーの定理」の類似を、「上部構造」を使って定式化し示した。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/294766 |
関連リンク: | https://sites.google.com/view/rims-fgacva2023 |
出現コレクション: | 2287 有限群論,代数的組合せ論,頂点代数の研究 |

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