このアイテムのアクセス数: 312
このアイテムのファイル:
ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
---|---|---|---|---|
a16b0p53.pdf | 1.1 MB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 3主応力下の土の応力~ひずみ関係について |
その他のタイトル: | STRESS-STRAIN RELATIONSHIP OF SOILS UNDER THREE DIFFERENT PRINCIPAL STRESSES |
著者: | 松岡, 元 ![]() |
著者名の別形: | MATSUOKA, Hajime |
発行日: | 1-Apr-1973 |
出版者: | 京都大学防災研究所 |
誌名: | 京都大学防災研究所年報. B |
巻: | 16 |
号: | B |
開始ページ: | 711 |
終了ページ: | 733 |
抄録: | 相異なる3主応力下の土の一般的な応力~ひずみ関係式を, 微視的観点からも妥当な土の根源的なパラメーターによって規定することは, 現在の土質力学の最重要課題の1つであると考えられる。ここでは, せん断時の土粒子の挙動についての微視的な解析から得たモービライズ面((τ/σn)max の面)上の応力~ひずみ間の基本関係式1》にもとづき, 複合モービライズ面の概念を新たに導入して, 相異なる3主応力下の土の一般的な応力~ひずみ関係式を誘導する。ついで, この応力~ひずみ関係式を三軸圧縮試験(最大主応力σ1≧中間主応力σ2=最小主応力σ3), 三軸伸張試験(σ1=σ2≧σ3), 平面ひずみ試験(中間主ひずみε2=0)および多軸試験(σ1≧σ2≧σ3, ε2≠0)の実測データによって検証し, その一般性を検討する。また非誘水せん断試験に適用する方法を述べ, その結果を実測データと比較する。さらに, この提案式によれば, 上記の試験法, 試料の間げき比, 拘束応力の大小にかかわらず, また砂であっても粘土であっても, 全て同一原理にもとづいて説明できることを示す。最後に, これらの応力~ひずみ関係式中の係数(λ, μ, μ', γ0)の物理的意味およびその決定法について述べる。 Based on the basic relations between stress and strain on the mobilized ((τ/σN)max-) planewhich are obtained from a microscopic analysis of shear resistance and dilatancy, a general stress-strain relationship of soils under three different principal stresses is derived by introducing a newconcept of three mobilized planes. These stress-strain relationships are verified on the basis ofmeasured data obtained by the conventional triaxial compression test (σ1≧σ2=σ3), conventionaltriaxial extension test (σ1=σ2≧σ3), plane strain test (ε =0) and universal triaxial test (σ1≧σ2≧σ3, ε2≠0). |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/69855 |
関連リンク: | http://www.dpri.kyoto-u.ac.jp/nenpo/nenpo.html |
出現コレクション: | No.16 B |

このリポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。