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KJ00004737590.pdf | 811.07 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 量子性と散逸 : いくつかの新しい視点(第3回『非平衡系の統計物理』シンポジウム(その1),研究会報告) |
著者: | ARIMITSU, Toshihico |
著者名の別形: | 有光, 敏彦 |
発行日: | 20-Apr-1996 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 66 |
号: | 1 |
開始ページ: | 131 |
終了ページ: | 150 |
抄録: | 非平衡状態にある量子系を扱う正準理論の体系(非平衡Thermo Field Dynamics [NETFD]と呼ばれている)を解説する。この体系は,非平衡系の統計物理学で重要な4つの視点(Boltzmann方程式,Fokker-Planck方程式,Langevin方程式,確率的Liouville方程式によりそれぞれ記述される視点)を,一貫したひとつの土俵で議論することを可能にした。NETFD建設の背景と動機,それと「量子コヒーレンスと散逸」に関わる問題を扱う際に有効となる新しい観点に重点をおいて紹介する。また,外場を導入する際に2つの方法があることを示す。NETFDの体系に内在するこの特性は,微視的な視点と巨視的な視点の橋渡しに従来にない観点を与えるであろう。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/95716 |
出現コレクション: | Vol.66 No.1 |
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