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dc.contributor.author岡村, 隆ja
dc.contributor.alternativeOkamura, Takashien
dc.contributor.transcriptionオカムラ, タカシja
dc.date.accessioned2010-02-08T09:05:49Z-
dc.date.available2010-02-08T09:05:49Z-
dc.date.issued1997-10-20-
dc.identifier.issn0525-2997-
dc.identifier.urihttp://hdl.handle.net/2433/96153-
dc.descriptionこの論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。ja
dc.description.abstract量子宇宙の古典化では、古典化の条件として、quantum decoherence (QD)とclassical correlation (CC)の両者を要請する。そして、この2つの条件は、不確定性原理から分かるように排他的な関係にある。これにより、観測問題などで期待される、完全なQD (perfect decoherence)は、CCの条件を満たせない。さて、量子宇宙では、環境系は当然、無限自由度系となるが、一般に無限自由度系ではperfect decoherenceが起きると期待され、[8]実際、多くのモデル計算で確かめられているが、これでは前述したようにCC条件を破ってしまう。また、宇宙論的状況では、環境系を内的に用意しなければならず、常に着目系と環境系の境界には任意性がつきまとう。本稿で見てきたことは、この後者の任意性を利用することで、perfect decoherenceの問題を回避でき、また逆に、うまく着目系と環境系の境界を選ばないと、着目系は古典的にならず、古典的にしようとするなら、境界の任意性は大幅に制限される、ということであった。そして、上手な境界の選び方は、雑な言い方をすると、"着目系が実質的には環境系の有限自由度としか結合しないようにする"、と特徴付けられる。ja
dc.format.mimetypeapplication/pdf-
dc.language.isojpn-
dc.publisher物性研究刊行会ja
dc.subject.ndc428-
dc.titleOn Divergence of Decoherence Factor in Quantum Cosmologyen
dc.typedepartmental bulletin paper-
dc.type.niitypeDepartmental Bulletin Paper-
dc.identifier.ncidAN0021948X-
dc.identifier.jtitle物性研究ja
dc.identifier.volume69-
dc.identifier.issue1-
dc.identifier.spage181-
dc.identifier.epage188-
dc.textversionpublisher-
dc.sortkey019-
dc.address東工大理 物理ja
dcterms.accessRightsopen access-
出現コレクション:Vol.69 No.1

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