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KJ00004707461.pdf | 545.78 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 数理の実験工房 : 自然界のパターンと動力学の解明 |
著者: | 西浦, 廉政 小林, 亮 柳田, 達雄 |
著者名の別形: | Nishiura, Yasumasa Kobayashi, Ryo Yanagita, Tatsuo |
発行日: | 20-Apr-1999 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 72 |
号: | 1 |
開始ページ: | 80 |
終了ページ: | 87 |
抄録: | 自然を理解する方法は様々であるが、本分野は計算機の中に小自然を作り、それを解剖し、その数理的構造を明らかにすることにより、その本質を解明することを目指す、いわば数理の実験工房とでも言うべきものである。望遠鏡や顕微鏡が世界を大きく広げたように、計算機は我々により大きな想像力の翼を与えつつある。コンピュータの中で、お湯を沸かしたり、雪や雲を作ったりすることで、複雑な現象を生み出す本質的なメカニズムを知ることができる。あるいは様々な無限次元空間の探索によりダイナミクスを駆動している機構を明らかにできる。さらにそれらの数学的解析により、実体にとらわれない普遍的数理構造を抽出することが可能となる。21世紀にかけてこれら計算機という翼と数理の無限の包括力を活用することにより、脳や生命現象を含む様々な複雑現象を総体として理解する方法の一つを確立することを目指している。以下では各テーマごとに簡単にその内容を紹介する。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 研究紹介 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/96584 |
出現コレクション: | Vol.72 No.1 |
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