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KJ00004705409.pdf | 320.35 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | 宇宙論における量子カオス((5)場の理論及び宇宙論における量子カオス,京大基研短期研究会「量子カオス : 理論と実験の現状」,研究会報告) |
著者: | 井上, 太郎 |
著者名の別形: | Inoue, Taro |
発行日: | 20-Apr-2003 |
出版者: | 物性研究刊行会 |
誌名: | 物性研究 |
巻: | 80 |
号: | 1 |
開始ページ: | 155 |
終了ページ: | 160 |
抄録: | 宇宙論的スケールにおける重力ポテンシャルの摂動的揺らぎのモード関数は、Helmholtz型方程式に従い、自由粒子のエネルギー定常状態の波動関数として解釈することが可能である。空間がコンパクトで負の定曲率を持つ系に対して半径の大きい球面上では、低エネルギー固有状態のモード関数の値は、よい近似でランダムガウス的に揺らぐことが判明した。将来の宇宙背景輻射の温度揺らぎの観測によって、この疑似ランダム的な揺らぎの兆候を捕捉することが可能になるかもしれない。 |
記述: | この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/97515 |
出現コレクション: | Vol.80 No.1 |
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