ダウンロード数: 230

このアイテムのファイル:
ファイル 記述 サイズフォーマット 
KJ00004705402.pdf290.24 kBAdobe PDF見る/開く
タイトル: 複素相空間カオスによるトンネリング機構((3)化学反応、トンネル現象における半古典理論,京大基研短期研究会「量子カオス : 理論と実験の現状」,研究会報告)
著者: 大西, 孝明  KAKEN_name
著者名の別形: Onishi, Takaaki
発行日: 20-Apr-2003
出版者: 物性研究刊行会
誌名: 物性研究
巻: 80
号: 1
開始ページ: 116
終了ページ: 120
抄録: トンネリングの機構を半古典的観点から理解するさいの,複素相空間カオスの果たす重要な役割について報告する.モデルとして,エネルギー障壁トンネリングを実現する散乱系を考え,波動関数をトンネル軌道(複素古典軌道)を用いて再現した.波動関数を再現するにあたり,実効的に機能する記号力学を複素相空間において構成した.そして各トンネル軌道の波動関数への寄与の大きさを,軌道に割り振られた記号列から見積もった.その結果,膨大な数のトンネル軌道の個々が複素相空間で示す挙動が明らかとなり,またその中から重要な軌道を系統的に選び出すことが可能となった.
記述: この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
URI: http://hdl.handle.net/2433/97522
出現コレクション:Vol.80 No.1

アイテムの詳細レコードを表示する

Export to RefWorks


出力フォーマット 


このリポジトリに保管されているアイテムはすべて著作権により保護されています。