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ファイル | 記述 | サイズ | フォーマット | |
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DP1707.pdf | 688.17 kB | Adobe PDF | 見る/開く |
タイトル: | ふるさと納税は寄附か --ソーシャル・キャピタルの視点からの実証分析-- |
著者: | 高橋, 勇介 ![]() 要藤, 正任 ![]() 小嶋, 大造 ![]() |
著者名の別形: | Takahashi, Yusuke Yodo, Masato Kojima, Daizo |
キーワード: | ふるさと納税 寄附 ソーシャル・キャピタル 信頼 互酬性 |
発行日: | Feb-2018 |
出版者: | Institute of Economic Research, Kyoto University |
誌名: | KIER Discussion Paper |
巻: | 1707 |
開始ページ: | 1 |
終了ページ: | 12 |
抄録: | 本稿の目的は, ふるさと納税のモチベーションを明らかにすることにある。総務省によればふるさと納税は寄附の一形態である。しかし, 利用者の属性や動機についてはこれまで十分な研究が行われてこなかった。本稿では, 寄附の主要因である信頼や互酬性といったソーシャル・キャピタルに着目し, 慈善団体等への寄附を行った人とふるさと納税を行った人の属性等を順序プロビットモデルを用いて分析することで, ふるさと納税のモチベーションを考察した。結果, 互酬性の意識はふるさと納税の利用にも有意な影響を与えていることが明らかとなった。ただし, 世帯所得や世帯金融資産, 職業形態といった要因の影響は寄附に対する影響とは異なっており, 十分な控除を受けることができるかといった経済的なインセンティブが影響している可能性もある。今後, 利用者のモチベーションも考慮しながらふるさと納税のあり方や活用方策を考えていくことが必要である。 |
URI: | http://hdl.handle.net/2433/236161 |
関連リンク: | https://www.kier.kyoto-u.ac.jp/publication/ |
出現コレクション: | KIER Discussion Paper (邦文版) |

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