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タイトル: ソーシャル・キャピタルが主観的幸福感に及ぼす影響と人間関係
著者: 関根, 仁博  KAKEN_name
キーワード: ソーシャル・キャピタル
主観的幸福感
限界効果
発行日: Dec-2020
出版者: Institute of Economic Research, Kyoto University
誌名: KIER Discussion Paper
巻: 2002
開始ページ: 1
終了ページ: 14
抄録: 「幸せ」はどのように決まるのだろうか。この究極の問いに対して、これまで心理学、社 会学、経済学などの多くの分野で研究が進められてきた。近年、主観的幸福感に対する規定 要因の一つとして、ソーシャル・キャビタルが注目を集めている。 本研究では、ソーシャル・キャビタルが主観的幸福感に与える影響は、① 年齢や所得など の個人属性により変化すること、② それは、年齢や所得により人間関係の重要性や依存度が 変化するため、との仮説のもと、個人レベルのソーシャル・キャピタルと主観的幸福感との 関係性が、年齢や所得によりどのように変化するのか解明を試みた。具体的には、人間関係 に着目して、ソーシャル・キャビタルを結合型(近隣、親族)、橋渡し型及び一般的信頼と し、これらが主観的幸福感に与える影響をソーシャル・キャピタルと年齢、所得による交互 作用効果を含めて分析した。 その結果、結合型及び橋渡し型のソーシャル・キャピタルは年齢の変化とともに主観的幸 福感に与える影響度(限界効果)が増減すること、認知的ソーシャル・キャピタルである一 般的信頼は年齢により影響度は変化しないことが明らかとなった。また、所得の違いによる 影響度の変化は認められなかった。
URI: http://hdl.handle.net/2433/262377
関連リンク: https://www.kier.kyoto-u.ac.jp/publication/
出現コレクション:KIER Discussion Paper (邦文版)

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