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タイトル: ℤₚ被覆の𝑝進極限について (代数的整数論とその周辺)
著者: 吉崎, 彪雅  KAKEN_name
著者名の別形: YOSHIZAKI, HYUGA
発行日: Dec-2023
出版者: 京都大学数理解析研究所
誌名: 数理解析研究所講究録
巻: 2269
開始ページ: 23
終了ページ: 32
抄録: Weberの類数問題の研究において,筆者は,有理数体上の円分ℤ₂拡大の中間体の類数からなる列が2進的に収束するという現象を発見した.本稿では,任意の素数𝑝に対して,一般の大域体上の全てのℤₚ拡大に対して,同様の結果が成り立つことを紹介する.加えて,数論的位相幾何学の精神に則り,有向連結3次元閉多様体のℤₚ被覆に対しても類似結果が成り立つことを紹介する.さらに,整数係数多項式の𝑝幕巡回終結式の𝑝進極限の数値的研究のために,位数が𝑝と互いに素な1の幕根,𝑝進log, 岩澤不変量を用いた𝑝進極限値の明示公式を与える.具体例として,トーラス結び目やツイスト結び目で分岐する𝙎³のℤₚ被覆と,楕円曲線に対する関数体の定数的ℤₚ拡大の𝑝進極限を計算し,Weber問題の変種について議論する.本稿は,植木潤氏(お茶の水女子大学)との共同研究に基づくものである.
記述: 本稿は,RIMS共同研究(公開型)「代数的整数論とその周辺2022」での筆者の講演内容に甚づくものである.
URI: http://hdl.handle.net/2433/291161
関連リンク: https://www.rs.tus.ac.jp/a25594/rimsant2022.html
出現コレクション:2269 代数的整数論とその周辺

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